起動時の設定
起動時に特定のコマンドバーを表示・非表示にする
データベースを起動したときに不必要なコマンドバーを非表示にしたり、必要なコマンドバーを表示するには「AutoExec」というマクロを作成します。
その中に表示したいコマンドバー、非表示したいコマンドバーを設定します。
特定のオブジェクトを隠す
データベースウィンド内の特定のオブジェクト(フォーム・テーブル・クエリーなど)をユーザーから非表示にしたい場合は、データベースウィンドから非表示にしたいオブジェクトを右クリックします。属性:隠しオブジェクトにチェックを付けます。
アクションクエリーを実行時に確認ダイアログを表示しない
マクロやVBを使ってアクションクエリーを実行するとき、レコードの削除や追加の確認ダイアログが表示されるのがわずらわしい場合があります。
メニューバーから ツール(T) - オプション(O) でアクションクエリーの確認のチェックを外しましょう。
VBで特定のコマンドバーを表示・非表示にする
VBでコマンドバーを表示・非表示にするには Visible プロパティを使用します。
例)
Sub ComBar() '括弧内の数字に対応したコマンドバーを表示・非表示にする。 '1 は フォント/前景の色 CommandBars(1).Visible = True End Sub Private Sub Form_Open(Cancel As Integer) 'フォームを開くとき、指定したコマンドバーを表示・非表示にする。 Call ComBar 'Sub ComBar の呼び出し End Sub
主なコマンドバーの番号 番号 コマンドバー名 1 フォント/前景の色 2 塗りつぶし/背景の色 3 線/境界線のスタイル 4 線/境界線の幅 5 線/境界線の色 6 立体表示 7 塗りつぶし/背景の色 8 フォント/前景の色 9 線/境界線の色 10 クエリー/データシート
メニューバーにメニューを追加する
既定のメニューバーを非表示にして新しいメニューを追加したり、メニューを削除したりします。
Sub AddMenu() Dim MainMenu As CommandBarControl Dim SubMenu As CommandBarControl Dim BarName As String BarName = CommandBars.ActiveMenuBar.Name 'アクティブなコマンドバーに対象を設定 'メインメニューのセット Set MainMenu = CommandBars(BarName).Controls.Add(msoControlPopup, , , 1,True) MainMenu.Caption = "追加(&A)" 'サブメニューのセット Set SubMenu = MainMenu.Controls.Add SubMenu.Caption = "新規登録(&N)" '実行するアクション SubMenu.OnAction ="" '実行するコマンドを登録 End Sub Sub DelMenu() Dim BarName As String BarName = CommandBars.ActiveMenuBar.Name 'アクティブなコマンドバーに対象を設定 'メニューの削除 CommandBars(BarName).Controls"追加(&A)".Delete End Sub Sub ResetMenu() '括弧内の数字に対応したコマンドバーを表示・非表示にする。 ' 1 は フォント/前景の色 CommandBars(1).Reset End Sub